気持ちを伝える触覚ワーク

気持ちを伝える触覚ワークです.対人関係性に関連した要素も含んでいます.

参加メンバー:4~16名程度 所要時間:約60分

セット内容

  • 2次元マップ台(小型のホワイトボード)
  • 触覚ピース

感覚ピースは磁石により,2次元マップにくっつきます.

ゲームの流れ

  1. ピースの定義を説明します.
  2. 2次元マップの横軸上で,状況Aにおいて大切に思う順に並べます.
  3. マップの交換と意見交換.
  4. 2次元マップの縦軸上で,状況Bにおいて大切に思う順に並べます.
  5. マップの交換と意見交換.

*状況A・Bは,テーマに則して想定します.例えば,対人関係性で言えば,A:自分が大切に思っていること,B:相手から汲み取ろうと努力していること.

ピース

  • 冷たい気持ち
  • 弱々しい(芯がない)気持ち
  • がさついた気持ち
  • 気になる心地よい気持ち
  • 心が空っぽ
  • がんばる気持ち
  • 暖かさ
  • ともし火(希望)
  • 一寸先は分からない
  • 平行線
  • 心が絡み合う
  • 地道な積み上げ
「冷たい気持ち」ピース

スチールボールです.触ってすぐに冷たい感じが伝わります.

 
「弱々しい(芯がない)気持ち」ピース

スポンジを触ったとき,頼りなげな感じがします.

 
「がさついた気持ち」ルピース

ざらざらのスポンジです. 心地よくなくがさついた感じがします.

 
「気になる心地よい気持ち」ピース

モップの一部です. ばらばらな感じもしますが,何か触って心地よい感覚を抱くひとも多いようです.

 
「心が空っぽ」ピース

食品用の小型容器です.これは右図のように空けることが出来ます.開けてみたら,何も入っていないことを表します.

 
「がんばる気持ち」ピース

兜に使われているような力強い曲線です.触ってみると,この曲線をやわらかさとして感じる方のいるようです.

 
「暖かさ」ピース

フェルトを巻いたものです.触るととても温かみが伝わります.

 
「ともし火(希望)」ピース

小型のローソクです.

 
「一寸先は分からない」ピース

サイコロが不安定な状態で固定されています.この後,どの目に落ち着くか分からない状態を表現しています.

 
「平行線」ピース

ストローが並行に配置されています.ものごとが平行性をたどり,なかなか進展しないことを表します.

 
「心が絡み合う」ピース

このピース単独では,その意味を表し難いのですが,「平行線」ピースと併用することにより意味をもつピースです.「平行線」に対して,二つの線が絡み合っています.

 
「地道な積み上げ」ピース

ブロックが二つ重なっています.物事を積み上げていくには,きちっとしたつながりが必要であることを表しています.単なる駄洒落のように思われるかもしれませんが,このブロックを合わせたりはずしたりを繰り返していると,積み上げるという意味で,両者の同一性を感じることが出来ます.